株式会社 SSKPC

A00225 2000/01/01
CD-ROM
CDをパソコンのデータ記録媒体として利用するもの。音声、画像、テキスト、プログラムなどのコンピューターデータを記録できるようにした。データを読み出すことはできるが、ユーザーが自分でデータを書き込むことはできない。  物理的には音楽用CDと全く同じで、直径12cmのディスク1枚で最大650MBの容量がある。オランダのフィリップスと日本のソニーが規格を定めた。製造工程は音楽用CDと同様で、スタンパー(複製用の型)を作れば大量複製が可能。ソフトウエアの収録やゲーム用のCD-ROMタイトルなど一般向けに販売されるものから、各種データベース、マニュアルなど企業内で利用するものまで用途は幅広い。  CD-ROMはパソコン以外の分野でも応用されている。ソニーは電子ブックという8cmのCD-ROMソフトを利用する電子ブックプレーヤーを90年に発売した。ゲーム機の分野ではソニー・コンピュータエンタテインメントの「プレイステーション」などが採用している。