A00360 2000/01/01
DOM ドム；document object model
タイトル、本文テキスト、画像、表、表内のセルなど、Webページを構成する要素（オブジェクト）を、マウスカーソルやキーボードの操作に合わせて変化させるなど、動的な表現を可能にする技術。HTMLファイルやXMLファイルに埋め込まれている各種スクリプトで実現するDynamic HTMLの主要な機能のひとつ。Webページの構成要素を「オブジェクト」、オブジェクトの属性を「プロパティ」、オブジェクトが取りうる動作を「メソッド」、マウスカーソルなどの動きを「イベント」として概念化している。 Dynamic HTMLはWebブラウザーによってスクリプト記述方法が異なり互換性がなかった。そのため、W3C（WWWコンソーシアム）ではWebページ上での動的表現を実現するためのインタフェース仕様としてDOMを標準化した。98年10月に策定されたDOMレベル1が99年6月現在の最新仕様。