株式会社 SSKPC

A00630 2000/01/01
IrDA Control
98年2月にIrDAで策定された通信規格。もともとはIrBusとして、米マイクロソフト、米ヒューレット・パッカード、米インテル、シャープの4社が提案した。これまでのIrDAが、1m程度の通信距離、1対1の機器間で高速通信を行う規格であったのに対し、IrDA Controlでは最大8mの通信距離を実現している。通信速度は75kbps。1つのホストが同時に最大8台のデバイスと双方向で無線通信できる。キーボードやマウス、ゲームのジョイスティックをワイヤレスで接続したり、携帯端末を使ってテレビやエアコンなど家電のリモートコントロール、機器間でのデータ通信などが用途のターゲット。例えば、シャープが99年5月に発売した液晶デスクトップパソコン「PC-PN10/15」のオプションとして採用されたリモコンは、この規格に準拠している。