株式会社 SSKPC

A00765 2000/01/01
MDデータ MD data
MDをコンピューターの記憶媒体として使うための規格。93年7月にソニーが発表した。規格上は再生専用タイプと書き換え可能タイプ、両者を組み合わせたハイブリッドタイプの3種類がある。再生専用タイプはCD-ROMと同じ光ディスクを用いているのに対し、書き換え可能タイプはMO(光磁気)ディスクを使っている。ディスク、ドライブともに小型・軽量にできる特徴がある。  ソニーが95年に発売したMDデータ装置MDH-10の場合、音楽用ミニディスクを再生することもできる。しかし、データ転送速度は150KB/秒とほかの記憶装置と比較して遅いという弱点もある。MOなどと競合した結果魅力が薄れ、あまり普及していない。