株式会社 SSKPC

A00840 2000/01/01
NDS Novell directory services
米ノベルが提唱するネットワーク管理技術、またはその製品シリーズ。一般に「ディレクトリーサービス」と呼ばれる、複数のサーバーに登録されるリソース(ユーザーやユーザーグループ、共有ディスクやプリンター)やアクセス権などを効率的に管理するための機能を備える。NDSに対応した複数のサーバーが互いに管理情報をやり取りし、社内のネットワークやインターネット上のリソースを一元管理する。例えばユーザーが異動して元のサーバーは利用を禁止し、新しいサーバーへのアクセス権を与える場合は、NDSの管理画面上で、ユーザーの位置を動かすだけでよい。NDSが登場する以前は、元のサーバーと新しいサーバーの両方でアクセス権変更の処理が必要だった。  当初はNetWare 4.1にNetWare Directory Servicesの名称で搭載されたが、NDSの単体販売を始めるに伴って名称を変更した。NetWareやIntranetWareは標準機能として持っており、単体製品としてはWindows NT用のNDS for NTや米サン・マイクロシステムズのSolaris用のNDS for Solarisがある。同様のディレクトリーサービスとしてマイクロソフトのWindows 2000に標準搭載されるActive Directoryがある。