株式会社 SSKPC

A00905 2000/01/01
OpenDoc オープンドック
米アップルコンピュータが93年5月に開発者向けに発表した、オブジェクト指向のソフトウエア構築技術。巨大な多機能ソフトウエアを使う代わりに、LiveObjectと呼ぶ単機能の小さなソフトを必要な分だけ組み合わせて使う仕組み。  アップルコンピュータのほか、米国のノベル、IBM、サン・マイクロシステムズなど主要メーカーやソフトハウスが協調を表明、Component Integration Laboratories(CI Labs)という開発支援団体を組織し、開発に取り組んだ。96年初めにMac OS用とOS/2用の開発キットが出荷された。  しかし、Windows用については開発担当だったノベルの撤退などで結局実現しなかった。97年2月にはアップルが経営再建策としてOpenDoc関連の開発費を縮小し、バージョン1.2以降大幅なバージョンアップを行わないことを発表した。これを受けCI Labsも解散した。