株式会社 SSKPC

A00968 2000/01/01
Pentium II ペンティアムツー
米インテルが97年5月に発表したCPU。99年3月には後継製品であるPentium IIIが発表されたため、今後は徐々に搭載製品が減っていくと予想される。  クロック周波数が233M~333MHzの製品は66MHzのフロントサイドバス(FSB)、350/400/450MHz版は100MHzのFSBに対応する。  基本的にはPentium ProにMMXを搭載したCPUと考えてよい。異なるのは、2次キャッシュへのアクセスがPentiumProはCPUコアと同クロックだったのに対し、CPUクロックの半分になった点、1次キャッシュ容量がPentium Proの16KBから32KBに倍増した点、マザーボードへの搭載にSlot 1と呼ばれるスロットを用いる点になる。パッケージには、CPU基板に保護カバーを付けたSECC(single edge contact cartridge)と呼ばれる方式を採用していたが、現行のPentium IIではPentium IIIと同じSECC2というパッケージに変更されている。  98年4月にはノートパソコン用のPentium IIも発表された。Pentium IIから派生したCPUとしては、低価格パソコン用のCeleron、サーバー/ワークステーション用のPentium II Xeonがある。