株式会社 SSKPC

A01044 2000/01/01
RAID レイド;redundant array of inexpensive disks
ハードディスクを複数台並列に接続し、それら全体を1つのディスク装置のように制御することにより、データの読み書きを高速化したり、障害に対する耐久性を上げた外部記憶装置、またはその方式のこと。こうした装置をディスクアレイともいう。RAID-0からRAID-5までの6種類があり、RAID-0、1、3、5が製品化されている。  RAID-0はデータを複数のハードディスクに分割することにより読み出し、書き込みの速度向上を図ったタイプ。RAID-1は2台のハードディスクに同じデータを記録することで、データの安全性を高めた装置。ミラーリング、デュープレキシングがこれに該当する。  RAID-3は1台のハードディスクをエラー訂正のためのパリティ記録用とし、1台のディスクに障害が起こっても処理を続行できる。RAID-3が1ビットもしくは1バイト単位でデータを分割するのに対し、セクター単位でデータを分割するのがRAID-5である。RAID-5は、パリティ記録用のハードディスクを固定しないで各ディスクに割り振る。