株式会社 SSKPC

A01861 2000/01/01
スキャナー scanner
図形や写真などを読み取り、コンピューター上で自由に加工できるデジタルデータに変換する装置。イメージスキャナーとも呼ぶ。紙に書かれたり印刷された図形や写真に光を当て、その反射光をCCDやCISなどの受光素子で読み取り、色の濃淡を光の強弱に変換してデジタル化する。  パソコン用スキャナーには、複写機と同様に原稿をガラス台に置き、読み取りヘッドが動いて画像を読み込むフラットベッドスキャナー、ファクシミリのように原稿をローラーに吸い込ませるシートフィードスキャナー、原稿の上を手動または自動でなぞって読み込むハンディスキャナー、35mmフィルムやAPSフィルムなど写真フィルム専用のフィルムスキャナーなどの種類がある。現状ではスキャナー市場の7~8割はフラットベッドスキャナーが占めている。  スキャナーは画像を細かい点の集まりとして読み取る。どれくらい細かい点に分割して読み取るかを示すのが解像度であり、1インチ当たりのドット数を示すdpiで表す。例えば、200dpiなら1インチの長さを200個の点に分割して読み取る。一般的には主走査方向(フラットベッド型では原稿台の短辺方向)の解像度で示すが、主走査方向×副走査方向(同じく短辺×長辺)で300×600dpiなどと表すこともある。