株式会社 SSKPC

A02258 2000/01/01
パイプラインバーストSRAM pipeline burst SRAM;PBSRAM
Socket 7を用いるパソコンの2次キャッシュによく用いられている高速なSRAM。486から初期のPentiumを搭載したパソコンでよく用いられていた従来のSRAMが非同期タイプなのに対し、パイプラインバーストSRAMは同期タイプのSRAMの一種。  4つの64ビットデータを連続して送る際、最初のデータのアドレスを送るだけで、残る3個のアドレスはSRAM内で生成することにより高速化している。同様の仕組みを持つバーストSRAMより、アドレスを読み込んでからデータが出力されるまでは時間がかかるが、実際のシステムでは同じ転送タイミングになることが多く、トータルでの性能差はほとんどない。バーストSRAMがBiCMOSで作られているため高価なのに対し、パイプラインバーストSRAMはCMOSで作るため従来のSRAMとあまり価格が変わらない。このため、急速に普及した。