株式会社 SSKPC

A02347 2000/01/01
ビデオCD video CD
動画を記録できるCD規格のひとつ。オランダのフィリップスと日本ビクターが92年に共同開発し、93年8月にこれら2社と松下電器産業、ソニーの4社が発表した。  1枚のディスクに動画を最大で74分記録でき、静止画再生機能と静止画の内容を表示できるメニュー再生機能がある。静止画の再生は標準とその4倍の高精細レベルが設定されている。動画はMPEG1に準拠。専用プレーヤーのほか、MPEG1再生機能のあるパソコンで再生可能。  93年3月にフィリップスとビクターがカラオケCD規格として提案したが、映画などカラオケ以外のニーズが出てきたため、93年8月にビデオCDに統一した。次世代映像メディアとして期待されていたが、DVD、LDなど既存製品と比べ画質が低いことから、用途は業務用のカラオケ機器などが中心。  日本国内ではビデオCDプレーヤーの販売は伸び悩んでいるものの、中国や一部の東南アジア地域では需要が伸びている。