株式会社 SSKPC

A02432 2000/01/01
プラズマディスプレイ plasma display
蛍光灯のように、放電によって発生する光を利用する薄型ディスプレイ。電極を付けた2枚のガラス基板の間に発光用のヘリウム、ネオンなどのガスが封入してあり、ガラス基板には蛍光体が塗布してある。ガスに高電圧をかけて放電させると紫外線が発生し、これが蛍光体に当たって発光する。コントラストが高く、上下左右±160度程度の広い視野角が得られる。半面、駆動電圧が高いためバッテリーでの利用は難しい。  かつてはラップトップ型やノートパソコンでも使われたが、この分野では、ほぼ液晶ディスプレイが取って代わった。このため、大型の業務用ディスプレイなどでの用途のほか、家庭用テレビとしての利用に注目が集まっている。最近では、ハイビジョン放送に対応した42インチのプラズマディスプレイが約150万円で発売されている。