株式会社 SSKPC

A02575 2000/01/01
ホワイトボックス white box
販売店や卸業者が製造し、流通するノンブランドのデスクトップパソコン。卸業者は販売店に、必要な台数を短期間で納品することでメーカーよりも低コスト生産を実現できる。また、卸業者の機能を生かし部品を安い価格で集めて組み立てることで、低価格で提供できる特徴を持つ。ただし、大手メーカーの製品に比べると、サポート面が手薄になりがちだ。  既に米国のデスクトップパソコン市場では、ホワイトボックス全体のシェアが、コンパックやデルコンピュータなど大手メーカー各社の単体シェアを上回っている。  日本でも、こうした格安パソコンに注目が集まっており、ホワイトボックス市場への参入が相次いでいる。99年3月には、ソフトバンクが、米卸大手のイングラム・マイクロを通じて調達したホワイトボックス3機種をパソコン販売店向けに発売。同4月には、エフ・アイ・シー販売がヤマダ電機での店頭販売に限定した製品を発売した。