株式会社 SSKPC

A02639 2000/01/01
モバイルPentium II モバイルペンティアムツー
ノート用Pentium IIに対するインテルの呼称。  98年4月に発表された233/266MHz版は512KBの外付け2次キャッシュをカートリッジ内に収める必要があり、モバイルモジュールやミニカートリッジといったノート用にしては大型のパッケージを採用していた。98年9月には300MHz版が追加された。  99年1月には256KBの2次キャッシュをCPUコアに内蔵した新型の製品が発表された。動作周波数は266PE/300PE/333/366MHzの4種類。「PE」は、旧型製品にも同クロックの製品が存在するため、区別のために付けられたもの。「performance enhanced」を意味する。外付け2次キャッシュが不要になったため、従来より小型のBGAパッケージも用意されている。99年6月には同社のCPUとしては初めて0.18μmプロセスを採用した400MHz版が発表された。  99年9月には後継のモバイルPentium III 450/500MHz、99年末には省電力機構であるGeyservilleを採用し、AC駆動時に600MHzで動作するモバイルPentium IIIが登場する見込み。