株式会社 SSKPC

A02728 2000/01/01
レーザーディスク Laser Disc;LD
パイオニアが81年に発売した映像音声記録用の光学式ビデオディスク。CDに似た銀色の円盤で、盤の直径は30cm。当初、方式名としてはレーザービジョンとも呼ばれていたが、レーザーディスク(LD)の呼び名をパイオニアが公開、他社製品もレーザーディスクと呼ぶのが普通になっている。  LDでは家庭用テレビで使われるNTSC方式の映像をアナログ信号のまま記録してあり、LDプレーヤーはそのデータをレーザー光で読み取る。アナログデータである点が、音声や画像、文字をすべてデジタル信号で記録しているCD-ROMやDVDとは異なっている。音声はアナログ記録のほかに、CDと同じフォーマットでデジタル記録されているものもある。  96年末にDVDが登場したことにより、ビデオディスクの主流は将来的にDVDに移行するとの見方が強い。LDプレーヤーも、DVDを再生できる兼用機が発売されている。