株式会社 SSKPC

A02801 2000/01/01
隠線処理
3次元グラフィックスに奥行きを出すための処理のひとつで、ある視点を定めたとき、そこから見えない部分の線を消去すること。ワイヤフレームモデルで使われる。  ワイヤフレームモデルは、立体の稜線のみで立体を表現する。しかし、そのまま表示すると、本来隠れて見えないはずの裏側の面を構成する線が見えてしまい、視覚的に立体としてとらえにくくなる。隠線処理は、こうした隠れて見えないはずの線を消去して、立体視しやすくすることを指す。  立体を面の集合として表現するサーフェスモデルでは、見えないはずの面を消す隠面処理を施す。