株式会社 SSKPC

A00208 2000/01/01
CASレイテンシ CAS latency
シンクロナスDRAMの性能を示す指標のひとつ。CLと略す。  DRAMは記憶素子が格子状に並んだ構造をしており、最初に行(row)、次に列(column)を指定することで、特定の記憶素子にアクセスできる。この列を指定するタイミングを示すCAS(column address strobe)の信号が出てから、実際にデータが出力されるまでにかかるクロック数をCASレイテンシと呼ぶ。  理想は2クロックのCL=2だが、実際には3クロックかかってもパソコンの性能にはほとんど影響しないため、CL=3のメモリーも製品化されている。最近はCL=2タイプが主流。