株式会社 SSKPC

A00315 2000/01/01
DCF design rule for camera file system
99年1月に日本電子工業振興協会(JEIDA)が策定したデジタルカメラ用のファイルシステム。デジタルカメラの画像を記録メディアにどのように格納するか、再生するかといったことを決めたものである。基本的にはExifを拡張した規格だが、階層構造やサムネイルの置き方など、一部CIFFの規定を用いているため、デジタルカメラの統一ファイルシステム規格と考えてよい。これにより、この規格に沿ったデジタルカメラを使えば、ファイル形式を気にすることなく、撮影した画像を異なるデジタルカメラで再生したり、プリンターに直接メモリーカードを装着して印刷できる。  画像のファイルフォーマットはExif2.1で拡張子はjpg。画像にはシャッタースピードや絞り、露出などの撮影条件のほか、撮影した年月日などの情報が組み込まれる。サムネイルは基本的には画像ファイルの中に組み込む。99年春以降に発売されたデジタルカメラのほとんどはDCFを採用している。