株式会社 SSKPC

A01578 2000/01/01
エンドユーザー・コンピューティング end user computing;EUC
業務現場の担当者自身がコンピューターを使いこなしていこうという考え方。情報システム部門の主導で進められるコンピューター化の対極にある。パソコンの低価格化が進み、1人1台のパソコン導入が可能になった90年代になり広まってきた。外部の業者や情報システム部に任せきりでは、実際の業務に即したシステム構築は難しい、あるいは開発に時間がかかるという発想がその原点にある。  最近はこうした考え方を一歩進めて、データベースの構築や市販アプリケーションソフトのカスタマイズまで、現場のユーザー自身が手掛ける動きも始まっている。エンドユーザー・コンピューティングを実現するためには、マクロ機能や簡単なプログラミング機能など、ソフトを容易にカスタマイズできる環境を整備することが前提条件になる。